海でも分解する「Green Planet」ストロー

皆様こんにちは　株式会社フォーリンのHP更新担当の野村です。

今回は、糸でも繊維でもなく、㈱カネカ様の製品をダイソーで発見いたしましたのでご紹介しようとおもいます。

それが、こちら

このストローなんと海水中でも分解されるんです。

取り出してみると表側にはGreen Planetのロゴがかかれています。

裏側には、100％植物由来であることと、海洋生分解性が認証されているという旨の記載が見受けられます。

最近環境への対策が声高に叫ばれておりますが、今思えば、このムーブメント火付け役となったは、ウミガメの鼻に痛々しく刺さったストローの動画だったように思います。

紙ストローという選択肢が現在既にありますが、味や口あたりがいまいち馴染まないという声も聞いたことがありますし、選択肢は多いにこしたことはありません。

生分解性のプラスチックは他にもPLAやバイオPBSといったものがありますが、これら実は水中では分解の速度が著しく遅いというのが実状です。これら2種は、コンポストと呼ばれる高温多湿、もしくは土の中での生分解性というわけです。

それに対して、こちらのGreen Planetはコンポストや土の中はもちろん海水中でも分解します。

商品裏側の記載によると、微生物が分解にかかわっており、主に水と二酸化炭素に分解されるとのことです。

海とプラスチックという単語から思い出されるのが、マイクロプラスチックの問題。

プラスチックというと、レジ袋やペットボトル等の樹脂形成された物が思いつきますが、服に使われているポリエステルも同じプラスチックです。

一部研究では、海洋中のマイクロプラスチックの30％以上が服を洗濯した際に流れでているという結果もあるそうです。

繊維製品でもしっかりと、環境負荷が少ない素材を使用していく必要があるのかと思います。

10本入りで100円と少々割高なストローではありますが、未来への投資と考えれば以外と安いものなのかもしれませんね。

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