PROTEX-M55%綿45% MVSとリング紡績糸
皆様こんにちは。株式会社フォーリン HP更新担当の野村です。
今回はこちらのPROTEX-M55%綿45%の混紡糸に関してご紹介していこうと思います。
PROTEX®とは㈱カネカが開発した難燃繊維であります。
PROTEX-MはPROTEX®の内、もっとも難燃性に優れております。
もしくは下記記事にて難燃性能に関して記載しておりますので、是非ご覧ください。
さて、本題のPROTEX-M55%綿45%ですが、混紡糸となっております。
素材難燃糸の多くは混紡、交編、交織等によって、難燃の機能が落ちる傾向があります。
そのため、素材難燃糸を使用する場合。生地のほとんどをその素材で統一する必要があります。
ですがこちらのPROTEX-Mは、混紡性に優れており、綿と混紡することで、難燃性(LOI値)を高めることができます。
PROTEX-M100%の糸と、綿糸を交編、交織しても効果は見込めますが、最大限難燃性を高めるには、混紡糸が最適であるかと思われます。
こちらの糸番手は20/1のみとなっておりますが、リング紡績糸とMVS糸の2種類にて作成しております。(他番手でも対応可能です。ご相談ください。)
リング紡績糸とMVS糸に関しては、過去にこちらの記事にてご説明しておりますので是非どうぞ。
簡単にご説明いたしますと、リング紡績糸は柔らかい肌触り、MVSはしゃりっとした肌触りに仕上がります。
見え方はこのぐらい違います。
上がMVS糸、下がリング紡績糸となります。
圧倒的に上のMVS糸の方が毛羽が少ないことが、わかるかと思います。
MVS糸は毛羽が少なく、ピリングに強い糸であることが、この見た目からもわかるかと思います。
興味がありましたら、下記お問い合わせフォームよりどうぞ!
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